寝室のベッドですが、
正しい置き方をしないと、アナタは夜中に大変なことになりますよ。
今回は怖い話からのスタートになりましたが、
アナタが寝る部屋、寝室とベッドについてのお話です。
ベッドは家の中の家具と同じように、
アナタの好きな場所へ置くことが出来ると考えているかもしれませんが、
実際はそういうわけにはいきません。
寝室のベッドの置き方によって、窓の位置が変わりますし、
コンセントの位置や、照明の位置も変わりますよね。
いいや、それよりももっと大変なことが起こるのですよ。
ちょっと想像してみてください。
アナタが寝室に入ると、向かって右側がクローゼット、
左側の壁に寄せてにダブルベッドが置いてあるとします。
これには大きな間違いが隠れているのですが、アナタはわかりましたか?
答えは、壁側に寝る人はベッドに横になるために、
ベッドの足元からダイビングしなくてはいけませんよね。
正しいベッドルームメイキング
ベッドには必ずサイドスペースを作りましょう。
上の例のように、ダブルベッドを壁際に置くと、
もしアナタが先に寝てしまった場合、
パートナーは毎晩、枕に向かってダイビングしなくてはいけません。
ベッドに横になるためには、ベッドのサイドから潜り込むのが原則です。
そのためにも、ベッドにはサイドにスペースが必要なのです。
もしこれが、ダブルベッドではなく、ツインベッドであるのならば、
両サイドにスペースを作らなくても、
ベッドとベッドの間を開ければ、そこからベッドへ潜り込むことができます。
もちろん、アナタ専用の個室寝室であれば、
ベッドを壁際にしようが何の問題もありませんが。
それでも、布団を変えたり、シーツを変えたりする際に、
ベッドの両サイドと足元にスペースがあると、とっても楽になりますよ。
サイドのスペースはどれくらい必要か
ベッド周りの基本のスペースは、
サイドから余裕を持ってベッドに潜り込むには45センチ以上、
シーツ交換などのベッドメイキングには30センチ以上になります。
もちろん、それ以下のスペースであっても、
アナタがベッドサイドを歩くことが出来るのであれば問題はありません。
ただし、クローゼットや出入り口のドアに近づけるのは注意が必要です。
それらにベッドが近すぎると、扉の開け閉めが大変になってしまいますから。
そういうわけで、寝室を設計する場合、
ベッドのサイズを事前に確認することはもちろんですが、
ベッドを置く位置やサイドのスペースも検討する必要があります。