令和2年1月の大相撲初場所では、大関の豪栄道に勝利して大活躍中の炎鵬関!
小さな体の炎鵬が大きな力士に立ち向かう姿は、誰もが応援したくなりますね!
そんな炎鵬関の背中に丸いあざのような傷が!
今回は初場所で大活躍中の、炎鵬関の背中の丸いあざのような傷について、あれはいったいなんなのか?どんな効果があるのか?についてご紹介します。
炎鵬の背中の丸いあざのような傷は何?
大相撲の力士のなかでも、ひときわ身長が小さく顔もかわいらしい炎鵬関。
そんな炎鵬関の背中に、丸いあざのような傷があることに気がついた人も多いのではないでしょうか。
色白な体のため、背中の丸いあざが余計に目立っていましたね。
あの丸いあざのような傷の正体は【カッピング療法】による治療の跡です。
カッピング療法とは
カッピング療法(カッピングりょうほう)は吸い玉療法、吸角法などとも呼ばれ、東洋でも西洋でも行なわれてきた伝統的な身体治療方法で、ガラス容器(吸い瓢、吸いふくべ、吸角)にアルコール類を入れて燃やして皮膚にあてると吸いつき、その身体部分がうっ血状態になり、それが治療に役立つと信じられているもの。
炎鵬関の背中の丸いあざのような傷は、カッピング療法で使用した丸いガラス容器を背中に吸い付けた跡だったんですね!
カッピングの痕は、通常3~4日、長くて1週間~10日ほどで消える場合が多いということなので、炎鵬関の背中の丸いあざのような傷も千秋楽までにはキレイに消えてなくなっているでしょう。
炎鵬の背中の丸いあざのような傷にはどんな効果があるの?
炎鵬関の背中のあざのような傷はカッピング療法の跡ということはわかりましたが、その効果は一体どんなものなのでしょう?
カッピング療法の効果・メリット
美肌効果
血流を促進させ、表皮の再生力と抵抗力を促進させることで、肌荒れや乾燥肌、アトピー等の皮膚疾患の改善に効果的。
肥満・むくみ改善
老廃物を取り除き、血管やリンパ管の流れを良くするため、むくみの改善に。さらに全身の血流が改善されることで痩せやすい身体をつくる手助けをしてくれる。
冷え性改善
血行が良くなることで身体が熱を作りやすくなるので、手足の冷えにも効果的。
肩こりや筋肉痛などの改善
吸引による圧力の変化により、血管が拡張し、老廃物が流れ、血流が改善するため、疲労回復効果も。また、吸引力により筋肉や筋膜の伸張性を高め、筋肉の緊張をほぐしてくれる。
ストレスや不眠の改善
心地よい吸圧でおこなうことで神経を介して痛覚が過敏になるのを抑えることで、痛みの緩和により交感神経が抑制され、リラクゼーション効果を発揮する。
便秘の解消
吸圧の繰り返しにより、腸内運動が活発になり、便秘改善にひと役買う。
免疫力アップ
血管・リンパ管の流れを良くすることで免疫力が高まるため、生理痛、アレルギー、風邪、二日酔いなど、内科疾患の悩みにも効果的。
※カッピング療法についてはプラセボレベルという研究者も多く、ここに書かれている効果が必ずしもあるわけではありません。
まとめ
今回は炎鵬の背中の丸いあざのような傷は、カッピング療法で使用した丸いガラス瓶を体に吸い付けた跡だったことについてお伝えしました。
カッピング療法については、効果があるという研究者もいれば、スッキリ感などの感覚的なものだけだという研究者もいて、はっきりとした効果はわかっていない治療法です。
炎鵬関の兄弟子である石浦関の背中にも、同じような傷があったことから、炎鵬関は石浦関に勧められたのかもしれませんね。
良いといわれれば取り入れてみる、アスリート魂をもった炎鵬関!
今場所の活躍でどこまで昇進するのかも注目です!
最後まで読んでいただきありがとうございました。