アメリカ映画でよくあるお風呂のシーン。
それは、いっぱいの泡がモコモコ入っている浴槽に体を沈めて、
気持ちよさそうにお風呂を楽しむ光景。
アナタも憧れて、一度は試したことがあるのではないでしょうか。
たくさんの泡に包まれて、入っているときはとってもゴージャス気分なのですが、
いかんせん、アナタの次にお風呂へ入る人のために、泡だらけの浴槽を洗わなくてはいけませんよね。
そう、どこの家でもお風呂のお湯は、そこに住むみんなのものなのです。
浴槽のお湯はみんなのもの
アメリカ映画のバブルバスは、アワアワに包まれてとっても楽しそうですが、
楽しいことには片付けがつきもの。
入浴後はそのたびに浴槽を洗わなくてはいけません。
これに比べて日本の家に住む殆どの人達は、
浴槽の中では体を洗うことはないでしょう。
浴槽のお湯=家族で使うものだからです。
では、体はどこで洗うのか。
そう!浴槽の横にある洗い場ですよね。
浴槽と洗い場がセットになったものが浴室です。
多くの家では浴槽と洗い場がセットになっていますが、
雑誌などに載っている、最近のデザイン住宅事例では、洗い場が無い浴室も見かけます。
その場合はどこで体を洗うのでしょうか?ちょっと心配です。
浴室は家のどこに配置するのが正解か?
実はこのクイズは、プロでも答えるのがとっても難しいのです。
例えば、アナタの家が2階建てであった場合、
1階にはみんなでくつろぐ大きなリビングルームがあり、
2階にはベッドルームがあるのが通常です。
この場合は浴室をどこに設置するといいのでしょうか。
浴室はプライベートな空間だ!
浴室では裸になります。オフロに入ったら着替えをします。
裸になるのはプライベートなことだし、着替えは2階に置いてあるから、
浴室の配置を2階のベッドルーム近くにするのが基本だよね!
アナタがこのように考えたならば、浴室は2階でOKです。
浴室は水回りと合わせよう!
浴室はキッチンなどの水回りと隣り合わせたほうが、
設備設計上も無駄がなく、家事をする上でも楽である!
アナタがこのように考えたならば、浴室は1階でOKです。
このように、1階に配置する理由もあれば、2階に配置する理由もあるのが浴室です。
アナタの考え方、使い方に合っていれば、浴槽はどこに設置してもいいのです。
そういうわけで、浴室については『みんなと共有するものであること』、
『アナタの考え方と使い方によって、配置場所が変わってくること』を考えてみれば、
アナタの快適な家になることでしょう。