キッチン周りの配列のナゾ説きって実は難しいんです。
料理は味が大事なことはもちろんですが、作るときの手際もとっても大事!
美味しい料理を作ろうとしても、手際が悪ければ台無しになることもあります。
冷やして食べたい料理は、1番はじめに作って冷蔵庫に入れておいたり、
熱々ハフハフで食べたい料理は、出来たてをすぐにテーブルに運びたいですよね。
限られたスペースのキッチンで上手に料理を作るには、
おしゃれなデザインも大事ですが、最も大事なことは機能的であることです。
もしかしてアナタが料理をうまく作れない原因は、キッチンの設計にあるのかもしれません。
そして、機能的なキッチンはアナタを料理上手にしてくれるかもしれませんね。
キッチンの配列を考えよう!
キッチンにはいくつかの機器がありますが、そのなかで主なものといえば、
・冷蔵庫
・コンロ
・シンク
・まな板を置くスペース
ではないでしょうか。
さてここで問題です。
もし、この4つを横一列にキッチンに配置する場合、
アナタだったら、この4つをどのように配置しますか?
使いやすいように整列!
チクタクチクタクチーン!
正解は、左から、冷蔵庫、シンク、まな板を置くスペース、コンロになります。
大体のかたは正解しましたよね。
どうしてこの配列になるかって?
それは、冷たい冷蔵庫と熱いコンロは1番離して設置したほうがいいからではなく、
コンロとシンクを隣同士にした場合の水はねや油はねが心配だからというわけでもありません。
キッチンの配置はアナタが料理をする手順通りになっていたほうがいいのです。
冷蔵庫から食材を取り出し、シンクで食材を洗い、まな板で食材を切って、コンロで食材を炒める!
これでアナタは料理上手に近づくことができました。
配置さえあっていればキッチンは変幻自在!
先程の配置であれば、たとえ右から冷蔵庫、シンク、まな板を置くスペース、コンロになっても、
冷蔵庫がキッチンの通路を挟んで後ろになっても、
シンクとまな板を置くスペース、キッチン通路を挟んで冷蔵庫とコンロのパラレルになっても、
U字型キッチンでもアイランドキッチンでもOK!
要するに、キッチンはアナタの料理の手順に合わせて設計すれば、
キッチンはアナタの最高の料理パートナーになるのです。
プロの設計士でも、意外とこういったことに気づいていないものなのですよ😁
それに気づいたアナタは料理上手になること間違い無し!