家を建てるときには、家の中に設置する家具を選びますよね。
中には、以前から使っていたものに愛着があるから、
新居でもそのまま使用したい!って人もいるかもしれませんが。
数ある家具の中でも、ダイニングテーブルは、
他の家具とは違った特別な存在です。
家族みんなの食事をする場所であることはもちろんですが、
空いた時間に、一息お茶を入れてみたり、
休日には友人とダイニングテーブルを囲んでパーティーをすることもあるでしょう。
そのように、沢山の人の目に触れて、何度も使用するものだから、
ダイニングテーブルにはこだわりを持つ人が多いのではないでしょうか。
天板は無垢の木がいいよね!、それよりも重厚な石のほうがいいかしら!、
シックなモノトーンカラーがいい!、必要なときに大きく出来る折りたたみ式がいいんじゃない!など、
ダイニングテーブルを選ぶときにはたくさんの意見が出ると思いますが、
ちょっと待った!
そのサイズで大丈夫ですか?
ダイニングルームは、家の中でも多くの人が集まる部屋です。
それだけに、テーブルの周りには人が動けるだけの十分なスペースが確保されなくてはいけません。
どのようなテーブルを、どのように設置するのかによって、
ダイニングルームの設計は大きく変わってくるのです。
ダイニングテーブル周りは騒がしい
ダイニングテーブルで人が食事を取るためのスペースは、
老若男女、それほど違いはありません。
そのため、アナタか夫婦2人であれば、
ダイニングテーブルにはおしゃれな丸テーブルでOKですし、
料理好きなアナタであれば、
たくさんの品数をテーブルに載せられるように、
4人掛けの四角いテーブルでも良いと思います。
ただし、ダイニングテーブルを使うときは、
人は椅子に座って食事をしているだけではありません。
座って食べている人の後ろを、料理や飲み物を持って通ったり、
食べ終わった人は椅子を引いたりなど、
あれやこれやと動き回ります。
ダイニングテーブルの周りは、それらに対応できるように、
ある程度のスペースが必要になることを覚えておきましょう。
最終手段!壁を出す!
ダイニングの設計はだいたい決まってきた!、
でも、どうしてもお気に入りのダイニングテーブルを起きたい!
そんなワガママなアナタに贈る最終手段としてのアドバイス。
それは、思い切ってダイニングテーブル近くの壁を外側へ出す!です。
壁はその分だけボコっとなりますが、
このスペースがなければとても使いにくいダイニングになってしまいます。
ということで、ダイニングの設計は、
ダイニングテーブルのまわりにスペースを確保することがキモになります。