一体どんな人が手洗い付きロータンク便器を考えたのでしょう。
開発した人はきっと、これはトイレの偉大な発明だ!と喜んだかもしれませんが、
手洗い付きのロータンク便器で手を洗うと、なんとなく寂しい気分が漂ってきます。
トイレはお手洗いと呼ばれるぐらいですから、
用を足したあとは、まずは手を洗う必要がありますが、
なかには、トイレへ行っても手を洗わない強者もいるとかいないとか。
そんなトイレには基本的に、手を洗える仕掛けが必要になります。
では、どこで手を洗いましょう?
衛生的に考えて、出来ることならばトイレの中で洗ってください。
ちょっと手を洗うだけに使用するので、小さな手洗い器を設置すれば十分です。
どんな素材の手洗い器を設置するのかや、トイレの中のどの場所へ手洗い器をつけるかは、
アナタの自由に選んでいただいてかまいませんが、
レイアウトと寸法には十分に気をつけてくださいね。
そうでないと、落ち着けないトイレになってしまいますよ。
手洗い器があれば気分までスッキリ!
手洗い付きのロータンク便器は、
狭い日本の家事情にピッタリあてはまって便利ですよね。
でも、用を足したあとに手を洗う姿を想像してみてください。
なんとなく物哀しい雰囲気になりませんか。
そこで、小さいものでOKなので、
・壁つけタイプ
・オーバーカウンタータイプ
・アンダーカウンタータイプ
・ボウルタイプ
などの手洗い器をつけることをおすすめします。
レイアウトとしては、
・トイレに奥行きがあるのであれば便器のサイドに設置
・あまり奥行きが無いのであれば便器と向かい合わせに設置
・幅のあるトイレであれば便器のサイドにカウンターと合わせて設置
するのがいいでしょう。
そこはパウダールームです
トイレにこだわりたい、スペースのあるトイレにしたいアナタにオススメなのが、
トイレをパウダールームに変身させることです。
トイレに設置するものを、便器と手洗い器だけではなく、
鏡やブラッケット照明を取り付ければ、
なんということでしょう!トイレがパウタールームにアップグレード!
アナタの家に訪れたお客様が、化粧直しできるスペースになりました。
これぞおもてなしの心ですね。
1つだけ注意があります。
幅のあるトイレに設計した場合、
便器から壁までの距離が広すぎると、
トイレットペーパーに手が届かないおそれがあるので気をつけましょう。
このように、トイレの設計は、
どのように手を洗うかと、便器と手洗い器などのレイアウトについて考えなければなりません。